新潟県柏崎市「デジタルを活用して市の財政運営を広く詳細に情報公開」

展開地域名: 新潟県柏崎市

分野:
行政
キーワード:
業務効率化

←戻る

解決すべき課題

柏崎市の予算書は、厚さが3.2cm、重さ1.4kgにもなるものであり、市の職員のみならず、市議会議員(市議)もこの予算書をもとに業務を行っていた。また、予算書・決算書はWeb上からPDFファイルで公開していたが、市民からは見にくい、分かりにくいといった声が寄せられていた。

解決の手法

予算・決算、行政評価等の情報をデータベース化するとともに、分かりやすく、積極的に公開することで、市民の行政への関心を高め、参加を促進することを目的として、情報活用ダッシュボードを活用した。

解決における工夫点

一般に公開されている自治体の予算書は、予算の情報が年度別にPDFファイルになって公開されていたり、公開されている情報が大枠までであったりすることが多い。しかし、「柏崎市デジタル予算書」においては、Webページ上で複数年の予算額を一目で比較できる、予算編成過程(要求~査定まで)を見ることができるなど予算等に関する詳細な情報を公開することで、市政運営の透明性を高めている。

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

2020年10月~継続運用中

参考資料

本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

■柏崎市デジタル予算書
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/soshikiichiran/zaimubu/zaiseikanrika/1/24644.html

■「デジタル予算書」が目指す市民と行政の新たなかたち
https://www.wingarc.com/solution/government/column/20210611/

■行政情報を統合データベース化し、「デジタル予算書」として公開行政デジタル化の一歩先のかたちを示す
https://www.wingarc.com/product/usecase/301.html

■日本初「柏崎市デジタル予算書」の運用をスタート
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/material/files/group/1/20201104happyou6-1.pdf

■市長定例記者会見での質疑応答(令和2(2020)年11月4日)
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/soshikiichiran/sogokikakubu/genkihasshinka/1/14/1/3/23427.html

■国も注目する柏崎市「デジタル予算書」、行政を中から変えるDXの先行事例
https://ascii.jp/elem/000/004/045/4045915/

■新潟県柏崎市の行政情報を統合データベース化し、「デジタル予算書」として公開 / ウイングアーク1st
https://bi-online.jp/news/case/20210604

事例に関する問い合わせ先

財務部財政管理課
0257-21-2364

本事例についてのご要望

本ページ掲載事例の、項目の追加・修正・削除等のご要望は地方公共団体DX事例データベースに対するご要望フォームよりお寄せください。

PAGE TOP