岡山県矢掛町「小型GPSを内蔵した靴による認知症見守り」

展開地域名: 岡山県矢掛町

分野:
医療
介護
防災
キーワード:
業務効率化
IoT

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解決すべき課題

■従来、ペンダント型の GPS を使用した認知症高齢者等の見守りを実施していたが、利用者が持ち歩くことが難しい等の課題があった。

解決の手法

■令和元年(2019)度から小型GPS内蔵靴による見守り支援を促進。

● 認知症の人が安心して出歩くことができる地域づくりを目指し、認知症の人の生命と安全の確保及び介護者の介護負担を軽減することを目的に、小型GPSが内蔵された靴の購入費用の一部補助(償還払い)を実施。

・GPS内蔵の靴の購入費用補助は、購入費用の 1/2(上限 20,000 円)の金額。

・補助対象者:要支援 1 以上で65 歳以上の認知症の診断のある町民

(矢掛町 声の広報やかげ 2019年4月号「小型GPS内蔵靴の購入費補助がスタート」より。)

・対象者が GPS を内蔵した靴を履くことで、家族等がスマートフォンから位置情報をもとに対象者を捜索できる。

・万が一対象者が行方不明となった場合は、家族が早期に発見することができる。

・必要に応じて警察に情報を提供をする事で、捜索への活用が可能となる。

● 小型GPS内蔵靴購入費補助金は、地域支援事業 任意事業 家族介護支援事業として位置付けており、地域支援事業交付金を活用。

事例による成果

● 町民から「今まで散歩に行ったまま帰って来ない事が度々ありましたが、GPS内蔵靴の利用を開始してからは、無事発見できるようになりました。これからもこの靴を履いてもらうようにします。」という声があった。

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

令和元年(2019)度~継続運用中

参考資料

本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】令和4年9月2日」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■総務省

・地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】令和4年9月2日
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

■矢掛町

・矢掛町の認知症試作
http://www.town.yakage.okayama.jp/files/202103nintishou_shisaku.pdf

・高齢者支援
http://www.town.yakage.okayama.jp/health/koreisha/hokatsu-shien.html

・広報 やかげ 2021 7 No.616  「備えあれば患いなし! 高齢者の行方不明に備えましょう! Part1」
http://www.town.yakage.okayama.jp/gyosei/kohou/yakage/files/202107-616.pdf

・声の広報やかげ 2019年4月号
http://www.town.yakage.okayama.jp/koenokouhou201904.html

・小型GPS内蔵靴の購入費補助がスタート
http://www.town.yakage.okayama.jp/files/201904koenokouhou11.mp3

・令和2年第5回矢掛町議会第3回臨時会(第1号)
http://www.town.yakage.okayama.jp/files/202011gikai_gijiroku89.pdf

事例に関する問い合わせ先

矢掛町福祉介護課 地域包括支援センター
Tel: 0866-82-1026
お問い合わせフォーム:http://www.town.yakage.okayama.jp/otoiawase/

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