東京都小平市「手話通訳付き動画によりワクチン接種予約の手順をサポートする仕組み」

展開地域名: 東京都小平市

分野:
住民窓口サービス
医療
福祉
障がい者支援
キーワード:
業務効率化
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解決すべき課題

■新型コロナワクチン接種が開始された頃、新型コロナワクチン接種に関する情報が理解できないことで、不安を感じていた障がい者の支援。

解決の手法

■新型コロナワクチン接種について、市の HP で、接種券が住民の手元に届いてから接種を受けるまでに、住民がすべきことを解説した動画を公開。

● 動画は、「① クーポン(接種兼)が届いたらやること」、「② インターネットで予約する方法」、「③ 予診票の書き方」の 3 つがある。いずれの動画も手話通訳と音声情報がついているので、聴覚や視覚がい者でも利用することができる。

● 動画にして情報を提供することで、分かりやすく住民に伝えることができるとともに、文書だけでは必要な情報を届けることができない住民に対しても、情報が得にくいという課題を解決する効果がある。

● 動画作成に係る手話通訳等の謝礼金として新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金(厚生労働省)を活用。

● 令和 3 年度事業費 54 千円(うち、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金(厚生労働省) 54 千円)

解決における工夫点

動画の作成には、障がい当事者による視点が必要だと感じ、動画の内容の意見交換や手話通訳を障がい当事者に依頼した。

事例による成果

● 障がい当事者と共に動画を製作したので、特に当事者の方から、当事者の声を反映できたことや情報保障の観点から良い取組であるとの評価があった。

● 多くの方の目に留まるようにホームページに動画を掲載したため、多くの人から動画を見たという声があった。

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

令和 3(2021)年度~継続運用中

参考資料

本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】令和4年9月2日」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■総務省

・地 域 社 会 の デ ジ タ ル 化 に 係 る参 考 事 例 集【第2.0版】令和4年9月2日
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

■小平市

・手話通訳付き 新型コロナワクチン接種に関する説明動画 2022年(令和4年)1月5日 →更新日:2023年(令和5年)7月4日 作成部署:健康福祉部 健康推進課
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/091/091845.html

・新型コロナウイルスワクチン接種
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/087/087333.html

・小平市障がい者福祉計画 第六期小平市障害福祉計画 第二期小平市障害児福祉計画
令和3年度 進捗状況 令和4年9月
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/files/100139/100139/att_0000004.pdf

・障がい者支援課の紹介
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/sections/syogai/index.html

■厚生労働省

・令和4年度(令和3年度からの繰越分)新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費の国庫補助について
https://www.mhlw.go.jp/content/000971013.pdf

関連する図表・動画

●小平市 
・手話通訳付き 新型コロナワクチン接種に関する説明動画
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/091/091845.html

事例に関する問い合わせ先

小平市健康福祉部 障がい者支援課
Tel: 042-346-9540(事業推進担当)
  042-346-9542(サービス支援担当)
  042-346-9540(相談支援制度担当)
E-mail: syogaisyashien@city.kodaira.lg.jp

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