展開地域名: 山梨県山梨市
解決すべき課題
日本有数のブドウ・モモの産地である本市において、農家の高齢化による「農作業の重労化」は喫緊の課題であった。
解決の手法
■ 少子高齢化による労働力不足の解消や生産者の負担軽減等を目的として、NTT東日本等と協力し、市独自のプライベートネットワーク(LPWA)を整備し、農業のスマート化等に活用してきた。
■ 具体的には、近年増加している桃やシャインマスカットなどの盗難被害の対策として、畑に異常があった際に、生産者やJAに通知される人感センサーを導入し、生産者向けに無償で貸与している。
解決における工夫点
経済産業省・IPAの「地方版IoT推進ラボ」における山梨県ラボの農業部門として参画し、先進他自治体との情報交換等をする中で、本取組の参考とした。
事例による成果
センサーの導入は、盗難の抑止力となり、生産者等からも安心できるという声がある。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
2017年2月～継続運用中
参考資料
本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf
■デジタル技術を活用した地域課題解決に向けた取組みについて
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/LPWA.html
■地方版IoT推進ラボ（経済産業省）とは
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/local_iot-lab/index.html
■地方版IoT推進ラボ（IPA）とは
https://local-iot-lab.ipa.go.jp/
■山梨市、高齢者の見守りに自営のLPWA網とセンサーを活用へ
https://dcross.impress.co.jp/docs/usecase/001936.html
■ICTを活用した地域版スマートシティの社会実装に向けた取り組み ～自営無線ネットワー
クを整備し地域の課題解決を推進～
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20201116_01.html
■山梨市長が語る「自営LPWA網で作るスマートシティ」
https://businessnetwork.jp/article/8020/
■自営無線ネットワーク
https://www.ntt-east.co.jp/aboutus/act/case/jiei-net.html
■自治体のコスト削減作戦 スマートシティーの実現へ
https://agri.mynavi.jp/2022_03_26_188535/
事例に関する問い合わせ先
政策秘書課
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