滋賀県守山市「AIドリルを導入し、家庭学習の充実・授業における指導に活用」

展開地域名: 滋賀県守山市

分野:
教育
キーワード:
人材育成
AI

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解決すべき課題

新型コロナウィルス感染拡大に伴う児童生徒の学びの保障、普段の家庭学習の充実等を行い、児童生徒の学びの状態を把握し、学習指導に活かす必要がある。

解決の手法

■ 経済産業省のEdtech導入補助金(令和2年度)を活用し、全児童生徒を対象にAIドリルの試験導入と検証を行った。
■ GIGAスクール構想の早期実現で一人一台端末が整備されました。本市では、「ICTを使うこと」を目的とせず、「授業づくりで必要となるICTとは何か」という授業づくりを中心とした観点で、ICTの有効性を研究している。
■ 市は、AIドリルを単に導入するのではなく、「学校が、また授業を実践する教員が、感じている課題解決のために必要であるから活用する」という活用のスタイルを目指している。
また、AIによる個別最適化された出題による基礎学力の定着を図っている。
■ 具体的には、「課題テストの結果に応じて、個別に出題される復習課題に一定期間取り組んだ上で、各人の弱点にチャレンジさせる」、「知識・技能面で見落とされがちな部分についての課題を出題し、子どもたちが取り組んだ上で、授業において、思考を深める場面での表現の仕方の変化をみる」などの方法で活用している。

解決における工夫点

AIドリルは導入したら終わりではなく、児童生徒の学ぶ力の向上に向けてどのように活用するかが重要である。
ねらいを明確にし、Edtechなどを活用して導入に向けた検討を行った。

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

2022年8月~継続運用中

参考資料

本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】 」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

■edtech導入補助金(経済産業省)とは
https://www.edt-hojo.jp/

■広報もりやま 令和4年9月号
http://www.city.moriyama.lg.jp/kohomoriyama/koho_r04/documents/kohor040915_low.pdf

■令和3年度 当初予算案のポイント
https://www.city.moriyama.lg.jp/zaisei/documents/point.pdf

■令和3年3月市長メッセージ
http://www.city.moriyama.lg.jp/hisho/shicho_message/r030301shichou.html

■令和4年度 守 山 市 教 育 基 本 方 針
http://www.city.moriyama.lg.jp/kyoisomu/documents/reiwa4kyouikukihonhousin.pdf

■DXソリューション事例集
https://miyagi-dx-project.jp/solution/case_09/

■丁寧なコミュニケーションで学校の課題に寄り添い学習効果を検証し続ける、「すららドリル」を活用した学び/守山市教育委員会
https://ict-enews.net/2021/11/24surala-12/

■すららネットと守山市がICT教材「すららドリル」を活用した学力向上実証事業を実施 平均点が27点以上向上した学校も! 
https://digitalist-web.jp/trends/domestic/5kf1E

■【徹底取材】急速に導入増加「エドテック」 AI活用で成績アップの児童も、一方で学力差広がる懸念…教育現場の実情から見えたメリット・デメリット
https://www.ytv.co.jp/ten/corner/other/kvp0smrp1uzojfi1.html

事例に関する問い合わせ先

教育委員会 学校教育課

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